業者に頼んだことも自作したこともある年賀状印刷

■年賀状を業者に依頼するメリット

年賀状印刷をするのに、業者に依頼したこともありますし、自分で印刷をしたこともあります。

両方ともそれぞれメリットがあります。

まず、年賀状印刷を業者に頼んだ理由については、近所のスーパーの顧客カウンターで受付をしていて、パンフレットをもらい、気に入った図柄があったのがきっかけです。

見本が豊富で、図柄だけを印刷する物、賀詞や挨拶の文章も入れられる物もありましたし、住所データを渡せば、宛名面に印字するオプションサービスも付いていました。

年賀はがきは自分で持ち込みしなくても、業者側で用意してもらえるとのことでした。

宛名の印字サービスは、パソコンの表計算ソフトや所定のファイル方式で、住所ファイルを用意する必要があるということで、その頃は自宅にパソコンがなかったことから断念することになりました。

もう1つ理由があり、父が取引先や顧客に年賀状を出したいので、万が一、住所データが外部に漏れると困ると言い出したからと言うこともあります。

図柄については、全て同じ物にしなくても良く、ビジネス用の改まったデザインから、友人に気軽に出せるような遊び心のあるイラストまで揃っていたので、家族皆で別々のデザインを選びました。

賀詞や挨拶文については、テンプレートをそのまま変えずにお願いし、カラー印刷よりも、モノクロ印刷の方が安くなっていましたが、華やかな雰囲気にしたかったので、カラフルな印刷で発注しました。

早くお願いしたので、早期割引特典が使え、20%ほど割安になったと記憶しています。

納期は1週間から10日程度でした。

丁寧に梱包されて印刷も綺麗で頼んで良かったと思っています。

(参考:【わかる年賀状印刷】2018年(戌年)写真がキレイで安いおすすめは?

■年賀状を自作で印刷するメリット

パソコンを購入してからは、手持ちのプリンターを使って年賀状印刷をしています。

理由は、宛名の印刷がしやすいからです。

依頼して年賀状印刷をするのも品質に満足がいきましたが、宛名をいちいち手書きしなければならないのは大変です。

特に、父の仕事用の年賀状は100枚以上にもなりますので、とても大変ですし、名前を間違えたら大変なので、印刷した方が楽だということになったのです。

住所データは、パソコンの中に保存するか、記録装置にコピーを取ればいいため、外部に漏れる心配がありません。

パソコンの中に、年賀状ソフトがインストールされていたので、そちらを利用することになりました。

■オリジナルのテンプレートも豊富

干支のイラストや賀詞、文章が豊富ですが、テンプレートが用意されているわけではなく、自分で組み合わせて作るタイプのものでした。

最初は慣れないので、賀詞の大きさを整えたり、文章やイラストを配置したりするのが大変でした。

一通り操作に慣れた後は、枠の中に組み込んで、オリジナルのテンプレートを作って、保存するようにしました。

ソフトの中に入っているイラストだけでなく、自分で購入した素材集の中に入っている干支のイラストや賀詞や文章を導入したり、ネットで公開されている無料の素材集をダウンロードして使ったりすることもできたので、次の年以降も使うことができました。

プリンターの印刷設定も、ソフトの方で自動的にできたので、特に大変なことはありませんでした。

宛名面でも、郵便番号が枠からずれることがなかったです。

年賀はがきについては、インクジェットプリンター用のはがきを利用した方が、にじみがなく、仕上がりが綺麗です。

イラストの代わりに写真画像を差し込む場合には、市販の写真印刷用のはがきの方が、光沢や色の出方が鮮やかだと思います。

パソコンを買い替えたところ、年賀状印刷用のソフトが入っていなかったので、裏面については、本屋で干支が載った年賀状印刷の素材集を購入して、年賀状のテンプレートを利用しました。

パソコンに添付されていた画像編集ソフトを利用し、調整して印刷することができました。

しかし、宛名面の印刷がとても大変でした。

■業者と自作、どちらの良さもあるので自分の好きなほうで!

自分で購入したワープロソフトを使い、差し込み印刷設定で宛名を印刷しようとしたのですが、枠の中に郵便番号が入りませんし、宛名がずれてしまって非常に体裁が悪くなってしまいました。

試し印刷の段階で断念して、素材集の中に所収されていた宛名作成ソフトを利用することにしたのです。

前年の印刷データを流用しやすく、動きも軽いのでとても使いやすかったです。

ただ、印刷の調節が難しく、上下や左右に微妙にずれが出てしまい、合わせるのに難儀しました。

前年の年賀はがきが何枚か残っていたので、何度も試し刷りができて良かったです。

次の年に関しては、郵便局のサイトで無料配布している年賀状作成ソフトを使いました。

素材集を購入しなくても、無料で良いデザインがいっぱい揃っていますし、テンプレートも豊富だからです。

住所データもそのまま使えましたので、ほっとしました。

業者に頼んで良かったのは、印刷の品質が良いことと、はがきを用意したり、印刷したりする手間が省けることです。

自分で作って良かったことは、安価に好みのデザインの年賀状が作れることと、住所データを宛名面に使用できることです。

どちらがいいと判断できる訳ではなく、自分が重視することを優先して選ぶといいと思います。

最終更新日 2025年5月15日 by newton