◆学習に力を入れ運動部が盛んな一貫校
作新学院は幼稚園、小学部と中学部、高等学校の一貫校となっています。
明治18年に私塾下野英学校として船田兵吾らによって創設され、明治21年には黒羽藩より藩校「作新館」の名称を譲り受けた歴史を持ちます。
この作新とは中国の古典である「大学」の一説に由来しており、時代の変化に対応することが出来る人材である「自ら考え、経験し、行動して、自らを新しくしていく人間力の育成」を目指しているのです。
栃木県宇都宮市にある作新学院高校は、栃木県内にある高校の中でも進学校として非常に有名になっています。
運営母体の作新学院には中等部と小学部が存在しており、通称「作新」と呼ばれます。
この高校の特徴には、「トップ英進部」をはじめ「総合進学部」と「情報科学部」の二種類に分かれており、各々の部の中でも進学希望先に応じて「英進クラス」や「進学クラス」が存在しているなど学習面に非常に力をいれている事が大きな特徴の学校です。
部活動においては2016年度の全国高校野球選手権大会で硬式野球部が優勝するなど、運動部が非常に盛んである特徴も持っています。
他の運動部には陸上部や水泳部なども全国大会や、国体出場の常連になっているなどスポーツに力を入れている生徒も非常に多い学校でもあります。
◆進路相談や学習面でのサポート体制が整っている
作新学院高校出身の有名人には、リオデジャネイロオリンピックで金メダルに輝いた競泳の萩野公介選手や、元プロ野球選手の江川卓さんがおり、スポーツ関係をはじめ、シンガーソングライターの斉藤和義さんや、アナウンサーの染谷恵二さんなど多くの有名人を排出している高校としても非常に有名となります。
作新学院高校は栃木県にある国公私立の高等学校の中でも、宇都宮高等学校に次ぐ二番目に高い偏差値の共学校となります。
宇都宮高等学校は公立ですが男子校であるため、栃木県内の女子が入ることが出来る一番偏差値の高い高校として入学を目指すという学生が多い事も大きな特徴の1つです。
この高等学校の教育の特色には、全校生徒が3,600人超となる大規模な学校でありながら、同一敷地内にトップ英進部・英進部と総合進学部、情報科学部の大きく別れた3つの部がそれぞれ独自の教育内容で展開していることです。
全ての部に希望進路と学力に応じて普通科を設置しているので、難関大学合格から就職まで生徒に合わせて適切にサポートを受けることが出来る点が大きな魅力と在校生や卒業生からも高く評価されています。
情報科学部では、スペシャリストを用意生する魅力ある実業系各科が用意されているため、専門知識を身に着けたいとと考えている方や、将来希望する大学や就職先で役立つ知識や技術を学生のうちに学びたいと考えている方にとって人気があります。
作新学院高校は進学校の面だけではなく、運動部から文化部などの全52団体の豊富な部活動に参加することが可能で、一年を通して多彩な学校行事も行われているので充実した学校生活を送ることが出来る点も高く評価されている魅力の1つとなっています。
高校で希望する大学への進学を目指したいと考えている生徒に向けて、県立トップの進学校のカリキュラムが受けることが出来るのがトップ英進部と英進部に入ることです。
▶️ 作新学院理事長の畑恵さん
◆生徒一人一人に合わせた学校生活を送ることが出来る
今春では東京大学へ現役生が2名合格を決めており、東北大学や神戸大学、横浜国立大学や千葉大学、新潟大学や宇都宮大といった国公立大学に80名合格しています。
GMARCHレベル以上と呼ばれる慶應義塾や早稲田大学、上智大学には70名ちかくの合格者を出しているなど、非常に高い学力上位層の未来をデザインすることが出来る進学校として進化を続けているのです。
トップ英進部、英進部共に学業に非常に力を入れている部ではありますが、高校三年間という非常に貴重でかけがえのない期間は、最も心身が充実させていく成長過程であることから、高校では生徒に合わせて様々な活動を選択することが出来る自由さも十分に高い特徴を持ちます。
勉学に限らず放課後の部活動やボランティア活動、自分の趣味を通じて成長していくなど、生徒ひとりひとりに合わせた高校生活が送ることが出来る大きな魅力となっています。
トップ英進・英進部では授業内容として、暗記をして詰め込むだけの学習ではなく自分で考える授業を行っているため、自ら調べ、まとめてから議論し、みんなの前で発表するといった機会を数多く設定します。
特に国公立大学2次試験では分析力と思考力が求められることから、日頃の高校生活の中でも考える力をきちんと育てて、独力で正解まで到達する力を身につけることを目標とします。
学力だけではなくそういった考える力を身につけることで、最難関大学への合格を果たし、どのような社会でも通用する人間力を高めることが出来るようになります。
学校内には個別ブースを備えた学習室があり、平日は夜の8時まで、土曜や長期休暇中は夕方6時まで利用が可能なので自習を行える環境があります。
進路相談や研究に対しては、進路相談質と進学資料室の利用や担任による定期的な面談を行うサポート体制が整っています。
最終更新日 2025年5月15日 by newton